2008年8月3日日曜日

8月の洋蘭

 8月になり、植え込み材料無しで育てている胡蝶蘭も、多くの株(胡蝶蘭など)の花は萎れてきており、落花、あるいは切り取っているため、花茎に花をつけているのは1株になっています。

 ほとんどの株は、新芽(新葉)を成長させていますが、昨年、新たに葉芽も発生せず根のみが成長した株、頂部の葉が病気のためかダメになった株もありますが、それらの株は、新たに子株を発生しているものがあります。

 植え込み材料無しでの洋蘭の栽培は、洋蘭栽培で紹介されているヘゴ付けやコルク付け、及び、次の参考サイトの情報を参考にしたものです。

  参考サイト http://www.tofu-ryohin.co.jp/ran.htm
  別の紹介サイト http://ameblo.jp/yutakamukai-1
  質問等は yutaka_mukai@hotmail.co.jp

 今回は、育てている洋蘭の開花状態の紹介は、ほとんどできませんが、元気に成長している洋蘭の状態を紹介します。今まで花を咲かせていた洋蘭も、新芽や新根を順調に成長させています。中でも、前述のように、昨年は花芽を発生させなかった株などに、子株を発生させたものがあります。

 それらの株は、頂点の葉や芽がダメになっていることから、子孫を残すための生命力かも知れません。子株の成長を見守りたいと思います。

 写真1は、カトレアの生育状態の一例です。2本の新芽(手前のまだ葉が展開していないもの)が成長しています。




















写真1 カトレア(C7 2008年8月1日)


 写真2は、オンシジウム類のオトンドグロッサムで、2株を植えていますが、それぞれ2本の新芽(手前部分に見える若い芽)を発生させています。



















写真2 オトンドグロッサム(On7 2008年8月1日)


 写真3は、デンドロビウム類のスペシオキンギアナムで、今年発生したバルブは、昨年までのバルブ以上に太く成長しています。手前の左右に伸びているバルブなどが、今年発生し、成長している新芽です。















写真3 スペシオキンギアナム(D3 2008年8月1日)


 写真4は、デンドロビウムで、昨年のバルブ(今年開花したバルブ)の下部に、2~3本の新芽を発生させています。まだ、新芽の大きさは、昨年のバルブの半分程度ですが、今年は2~3倍の大株になりそうです。



















写真4 デンドロビウム(D10 2008年8月1日)


 写真5は、胡蝶蘭の生育状態の一例です。右側の葉の上側にある葉が、今年の6月から成長している新葉で、昨年の葉よりも大きく成長しています。また、写真では見えませんが、中心部には次に成長する葉が顔を覗かせています。

 左側の黄色くなった葉は、近々、枯れて、世代交代の運命にあります。

















写真5 胡蝶蘭(P4 2008年8月1日)


 写真6は、胡蝶蘭の仲間のドリチノプシスで、昨年は、根や葉が順調に成長しましたが、開花には至りませんでした。

 昨年の夏頃、株もとに小さな子株の発生が確認されましたが、その成長は遅く、ほぼ1年経過した現在、写真6の根の部分にある縦に伸びている小さな葉が、その子株です。














写真6 ドリチノプシス(P26 2008年8月1日)


 写真7は、ドリチノプシスで、写真6の株と同じ鉢に植えられていたものです。昨年は、P26と同じように順調に成長しましたが、昨年末から今年の初めにかけて、病気のためか葉が次々とダメになり根だけになりました。

 それでも根は、生きている様子だったので、隔離して冬場を乗り越えたところ、6月頃になって子株の発生が確認されました。P26の子株に比べて成長が早く、だいぶ大きくなってきています。花が咲く株に成長するかが楽しみです。




















写真7 ドリチノプシス(P24 2008年8月1日)


















写真8 胡蝶蘭(P9 2008年8月1日)



2008年7月4日金曜日

7月の洋蘭

 育てている洋蘭も、大部分の株の花は終わりつつあります。でも、胡蝶蘭の一部は開花し、あるいは少し花を残している状態です。

 胡蝶蘭以外の洋蘭(デンドロビウム、オンシジウム、シンビジウムなど)の一部は、冬の間もべランダに置いていたため、5月の下旬になって開花が始まったものがありました。デンドロビウムやシンビジウムは、冬の間も8階のベランダに放置したままで、寒い風に晒されましたが、花を咲かせることができました。 デンドロビウムの開花期間は、比較的短いものでした。

 シンビジウム及びデンドロビウムに分類されるギンギアナムの一部は、従来の植え込み材料を使用した方法で栽培していましたが、その他の着生系の洋蘭は、植え込み材料無しで栽培しています。

 7月にもなると、植え込みなしの栽培をしている多くの洋蘭の株は、新芽や新しい根の発生が進んでいます。

 植え込み材料無しでの栽培は、洋蘭の栽培方法として紹介されているヘゴ付けやコルク付け、及び次に示すサイトを参考にしたものです。

  参考サイト  http://www.tofu-ryohin.co.jp/ran.htm
  別の紹介サイト http://ameblo.jp/yutakamukai-1
  質問等は yutaka_mukai@hotmail.co.jp

  植え込み材料なしで育てている洋蘭について、ここでは7月の状態を写真で簡単に紹介します。胡蝶蘭の開花状態、その他の洋蘭の生育、新芽の成長状態です。(2008年7月5日)

 写真1(P38)および写真2(P35)は、花が終わった胡蝶蘭の株を昨年末から今年に購入したものですが、根元に新たな花芽を発生させ、開花したものです。花の数は少ないものの、花の色を確認することができました。。(育てている株の大部分は、花の大きさや色が不明なものばかりですので、開花した株は、花の色が確認できるよい機会です。)


















写真1 胡蝶蘭(P38 2008年7月3日)



















写真2 胡蝶蘭(P35 2008年7月3日)

 写真3(P26)は、胡蝶蘭に分類されるドリチノプシスです。昨年(2007年)、新芽や新しい根を沢山発生させましたが、花芽は発生しませんでした。一方、昨年の8月ころ、根元に小さな子株の発生が確認されましたが、その子株の成長は遅く、写真3の株もとの右側にありますが、写真では見にくい程度の大きさです。













写真3 ドリチノプシス(P26 2008年7月3日)

 写真4(P4)は、胡蝶蘭の成長状態の一例です。右側の葉の上にある黒っぽい部分が、この春以降に成長している新芽です。この株は、比較的成長の進んだものです。

















写真4 胡蝶蘭(P4 2008年7月3日)

 写真5(C2)は、カトレアの仲間の7月上旬の状態です。写真前面に見える小さな新芽が、この春から成長している新しい芽です。今年のは、一つのバルブのみ花芽を伸ばし開花しました。


















写真5  カトレア(C2 2008年7月3日)

 写真6(D8)は、7月上旬のデンドロビウムの生育状態の一例です。写真のデンドロビウムは、昨年のバルブの根元に、2~3本の新芽を発生させています。このまま成長すれば、大きな株になりそうです。

















写真6 デンドロビウム(D8 2008年7月3日)

 写真7は、デンドロビウムの仲間、スペシオ キンギアナムの7月上旬の生育状態です。今年成長した新芽は、昨年のバルブより太く成長しています(前面の緑っぽいバルブはそのひとつ)。
















写真7 スペシオ キンギアナム(D3 2008年7月3日)

 写真8は、オンシジウムの仲間のオトンドグロッサム(On7)の成長状態の一例です、2つの株を一つの容器におさめていますが、それぞれ2本の新芽を発生させています。

















写真8 オトンドグロッサム(On7 2008年7月3日)

2008年6月16日月曜日

6月の洋蘭

 6月になり、胡蝶蘭は花が終わりになる株も増える一方、花が終わった株を購入したものでも、新たに花芽を発生させ、花数が少ないものの開花に至った株もあります。6月に開花中の洋蘭の一部を紹介します。














デンドロビウム(2008年6月1日)




















胡蝶蘭とオンシジウム(2008年6月15日)




















胡蝶蘭(2008年6月15日)

2008年5月25日日曜日

5月の洋蘭(開花状況)

 5月になって、育てている洋蘭(シンビジウム、胡蝶蘭)は、一部は花が終わりつつあり、また、新たに開花が進んでいる開花株もあります。5月の開花状況の一部を紹介します。4月以前の状態等は、4月の開花状況等も見てください。

 写真1(P7)は、花径が10センチ以上の白花の胡蝶蘭で、育てている株の中では、比較的多くの花を咲かせた胡蝶蘭です。花茎は枝分かれして、11輪の花を咲かせています。




















写真1  (P7 2008年5月15日)



写真2(P5)は、花径が7センチ程度、リップが濃ピンクの胡蝶蘭で、9輪の花を咲かせました。




















写真2 (P5 2008年5月15日)



 写真3は、下垂性の シンビジウム(サラジーン アイスキャスケード)で、7本の花茎を伸ばしましたが、1本は誤って折ってしまいました。冬中もベランダに出したままで、寒風に晒されましたが、6本は何とか開花に至りました。















写真3 (サラジーン アイスキャスケード  2008年5月15日)


 写真4は、下垂性、赤花のシンビジウムで、一部の花はそろそろ萎れ始めていますが、全ての蕾は開花している状態です。



















写真4 (ルビー ジェムストーン 2008年5月15日)










































































 写真1 2008年5月15日

2008年4月8日火曜日

4月の胡蝶蘭の開花状況

 4月になり、そめい吉野の桜も終わりに近づいていますが、植え込み材料無しで栽培している胡蝶蘭は、どんどん開花が進行しています。

 植え込み材料無しでの洋蘭の栽培は、一般に紹介されているヘゴ付けやコルク付け、及び次のサイトを参考にしたものです。 この栽培方法では、水遣りは、1日に2から3回程度、スプレーで根に水をかけるだけです。夏場を含めて、数日水遣りをしなくても、成長して花を咲かせる状態になっています。

 参考サイト http://www.tofu-ryohin.co.jp/ran.htm
 別の紹介サイト http://ameblo.jp/yutakamukai-1/
 質問等は yutaka_mukai@hotmail.co.jp

 栽培している胡蝶蘭は、昨年(2007年)11月下旬に、室内に取り入れて、暖房無しで栽培してきました。年末までには殆どの株に花芽が確認され、順調に蕾が成長し開花したもの、開花まじかまで成長したが成長が止まり落下した蕾、小さい蕾の段階で成長が停止した蕾、蕾が発生するはずの花茎の節に、蕾ができなかったものなど様々です。

 でも、2月に開花した株もありますが、その他の株でも、落下せずに残った蕾は、暖かくなっった4月になって開花が進みつつあります。

 4月の胡蝶蘭の開花状況の一部を紹介します。(2008年4月8日 花祭り)

 写真5は4月上旬、室内の胡蝶蘭の開花状況です。胡蝶蘭は、植え込み材料を取り除いて、手製の木製容器(廃木材の利用)に入れただけの状態で栽培していますので、容器を含めた株部の重量も軽く、木の棒に吊り下げてい、狭い場所で立体的に栽培(冬越し)できています。

 現在、胡蝶蘭を30株ほど、その他の着生性の洋蘭を10株ほどを、畳1枚足らずの狭い場所で立体的に冬越しさせています。
 部屋に入れても、植え込み材料がありませんので、部屋を汚すこともありません。ズボラ者にも可能な栽培方法になると思います。






























写真5(2008年4月1日)


 写真4(P16)は、花径が約10センチの白花の胡蝶蘭で、8個の蕾が比較的順調に成長していますが、頂点の蕾は小さい段階で成長が停止しているようで、うまく開花が進行しても8輪どまりになりそうです。






















写真4(P16 2008年4月1日)


 写真3(P5)は、花径g6センチ程度の白花で、葉も少し大きく、リップが赤~ピンクの白系の胡蝶蘭で、蕾は10個ついていますが、頂点の蕾は変色して成長が停止している様子です。 リップに色が付く胡蝶蘭も可愛いものです。























写真3(P5 2008年4月1日)


 写真2は、2月下旬に開花が始まったウェディングプロムナード(P3)の4月上旬の状態です。30個ほどの多くの蕾をつけたもので、大部分の蕾が開花している段階になりました。花径は6センチ程度の、比較的小さな花のピンク色の胡蝶蘭です。 根は、硬くなった物が多くありますが、量的には沢山の根が絡まっています。
























写真2(P3 2008年4月1日)


 写真1は、花径が約10cmの白花の胡蝶蘭(P29)です。この親株は子株(このP29など)を発生した後、ダメになったか、処分した株の根元に発生した2個の子株のうちの1株で、今年は2本の花茎を発生させて4個と6個の蕾をつけ、3月上旬に開花をはじめ、3月下旬に全ての蕾(10個)が開花しました。
 もう1個の兄弟株も開花を迎える段階にあります。
 
 また、この株(P29)は以前、花が咲き終わった後、花茎を3節ほど残して切り、2番花を咲かせようとしたところ、花芽が発生せず、高芽を2個発生させました。その高芽も順調に成長して、2個の株とも花を咲かせています。























写真1 (P29 2008年4月1日)

2008年2月26日火曜日

洋蘭の栽培

植え込み材料無しでの洋蘭の栽培にチャレンジしています。 植え込み材料無しでの洋蘭栽培、紹介サイト等は、いかに示すとおりです。

  参考サイト  http://www.tofu-ryohin.co.jp/ran.htm
  別の紹介サイト http://ameblo.jp/yutakamukai-1/
  質問等は yutaka_mukai@hotmail.co.jp


一部のオンシジウムは1月初旬に開花し、2月中旬にほとんど咲き終わり落花しました。(写真1は1月下旬の状態)


































写真1 (オンリーユー)2008年1月中旬


















写真2は、2月初旬のセロジネ(インターメディア)







写真2













 2月中旬~下旬になり、オンシジウムの「はるり」、デンドロジウム、胡蝶蘭が開花始めました。
近いうちに、開花状況を写真等で紹介できると思います。
2008年2月26日






























2008年3月1日のデンドロジウムの状態




















































































2008年3月1日のオンシジウム(はるり)の状態


花芽3本の内の1本が開花している状態です。





2008年2月18日月曜日

胡蝶蘭の栽培

現在、植え込み材料無しで、胡蝶蘭の栽培にチャレンジしています。




2月16日に小さな白色の花が一輪開花しました。
2月18日(記)




写真1は2008年3月1日の状態
左の花茎の3輪が開花した状態です。





写真1


 他の胡蝶蘭の株の蕾も膨らみつつあり、開花し始めたものもあります。
開花が進めば、写真ででも紹介したいと思います。













写真2  

写真2はウェディングプロムナードの2008年3月1日の状態です。

3輪が開花しています。

  






写真3

写真3(リップが赤色の白花の胡蝶蘭)も2008年3月1日の状態です。2輪が開花し、2個の蕾があります。(2008年3月8日)




 

 オンシジウムやデンドロビウムの栽培も同じように行っていますので、それらについても別のタイトルで紹介したいと思います。
2008年2月25日